中央図書館のゆくすえは?

上の図は広島市中央図書館をめぐる予算案の推移を表したものです。2022年12月、現地建替案より安価だということで(現地建替え案は耐久60年、エールエール移転案は耐久40年にもかかわらず!)、移転案に決定。しかし、実はこの価格、「集約する」としていた映像文化ライブラリーや、郷土資料館サテライトの部分は別だったとして、移転全体としてその分の不動産取得費15億円が必要だと判明。 さらに2023年9月、土地建物価格上昇という名目で7億円追加、同じく9月には別途賃貸料が必要ということで16億円追加、2024年1月には青天の霹靂で浅野文庫を市長公館に新設し、37億円を計上というニュースが。

気が付けば安いと言っていた当初の案から75億円も膨らんでいます。これどこまで増えるんでしょうね? 東京五輪、大阪万博、広島高速5号線……こういうの最近よく見ますよね?

広島市中央図書館再整備 結局いまどーなってるの?
〜「平和文化」都市の現在地〜

わたしたちの疑問や不可思議な点が解消されないまま、現在地ではなく、すでに築25年が経つ広島駅前の第三セクター商業ビル「エールエールA館」へ移転することが昨年決まった「広島市立中央図書館」。
「浅野図書館」を前身とする中央図書館が保存する、旧広島藩主浅野家から寄贈された貴重な資料群「浅野文庫」を、A館移転ではなく、市長公館廃止後の跡地に新築する建物に移し、追加で37億円の予算を見込むというニュースが、今年になって飛び込んできました。
「現地建替えより、移転の方が安い」と言っていた市側のロジックが崩れただけでなく、やはり決め方に疑問を感じざるをえない状況になっています。2月14日からはじまる広島市議会を前に、現時点でのおかしな点をまとめて紹介します。

ミーティング

開催日時 2024年2月13日(火)
20:00〜21:30
開催場所 Social Book Cafeハチドリ舎
広島市中区土橋町2-43 光花ビル 2F
参加 無料、zoom参加可能 下記フォームに入力ください。
※店内参加の方には1ドリンクオーダーいただきます。
参加申し込みフォーム
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