広島市は今年2月、広島市立中央図書館等再整備基本計画(中央図書館・こども図書館・映像文化ライブラリーを集約し広島駅前の商業施設エールエールA館に移転)を発表しました。市民への情報公開や議論が不十分なまま移転計画が発表されたことに、市民や一部の市議会議員からも疑問の声が上がり、市は改めて作成した再整備方針の素案を公表し、パブリックコメントを集めました。
しかし、市はその結果の精査と共有を行う前に、こども図書館については計画から切り離し現在地に残す方針を決定。
一方で、中央図書館と映像文化ライブラリーについては、あくまで2022年度中の方針決定を目指し、現在、①現地建て替え、②中央公園内での移転、③エールエールA館への移転という3案の比較表を作成するとしています。
依然として市民不在のまま意思決定がなされていることを問題視した「ひろしまのシビックプライドを考える会」は、今年11月の広島市議会に、「中央図書館をはじめとする次世代の文化施設群のあり方及び立地に関する真摯な検討とプロセス共有を求めることについて」と題する請願書を提出する予定です。
今回はその内容を共有すると共に、広島市民のみなさんと図書館問題をアップデートするタウンミーティングを開催します。会場参加、オンライン参加どちらでもOK。ぜひ、共に考えましょう!
このイベントに参加したメンバー